よく考えると、不思議な言い方ですよね。
私、初めて「若い」超未ちゃん(体重1000g未満の超低出生体重児)を担当しています。
超未ちゃんたちには、2タイプいます。
28週や30週など週数は進んでいるのだけど、週数の割に体重が軽い(FGR:胎児発育遅延)タイプ。
そして、週数相当に成長はしているのだけど、24週などそもそも週数が浅いタイプ。
もちろん、週数が浅い場合の方がいろんな合併症のリスクは高いし、全身管理は大変です。
私が今まで担当してきた超未ちゃんたちは週数の割に体重が軽い子たちばっかりでした。
そして、この度初めて23週400g台という「若い」超未ちゃんを担当することになりました。
挿管以外のほぼいろんなことをやらせていただきました。
今まで担当した一番若い28週の子の時には皮膚のぷよぷよさで上手く出来なかった末梢ラインも、23週という今回は一発で入った。
初めての臍カテ(臍の緒を切ったところからカテーテルを挿入する)もスムーズに入れられた。
肺にサーファクタント(肺を膨らませてあげる為の薬)投与したし、尿カテも入れた。
エコーも12分で一通り終わった(本当は目標10分以内だったんだけど、初めて見た23週の脳があまりに見慣れない状態だったので、上の先生にも見てもらったりしたら時間がかかってしまった><)
点滴を決めたり、今後必要になる点滴の(というより、明日にかけて起こってくる高Kに対するGI療法の)細かい計算もちゃんと出来た。
初めての「若い」超未ちゃんだけど、事前に予習はしてたから、やってることも注意しなくちゃいけないことも何となくは分かってたから、すごくすんなりと頭に入って来た。
やっぱり予習復習って大事。
「若い」超未ちゃんだと、特に出生後72時間の経過が重要です。
頑張って沢山学びたいのはもちろん、今の私の目標。
IVH(脳室内出血)などの合併症を起こさせない。極力元気な状態でご両親に受け入れてもらえて沢山の愛情を注いでもらえるような退院に結びつけたい。
頑張ります。
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