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May 18, 2012

先輩先生からの指導②

研修医ではなく医師になったことで変わったことの一つが、責任が大きくなったということ。
頭では分かっていますし、確かにそういう実感もあります。
ただ、まだまだどうしても研修医体質が抜けていないんです。

研修医の時よりも。
自分で判断することも増えた。
検査・治療方針を決めることも増えた。
ご家族への説明などを自分だけですることも増えた。
自分一人で行う手技も増えた。
他科の先生と一人で直にお話をしていくことも増えた。
患者さんの将来について真剣に考えるようにもなってる。

なんですが。
今日、上の先生に言われたことで自分の仕事に対する責任感が足りていないことを気付かされました。

自分で責任を持って判断をすることが出来ていなかった。
つい、上の先生に聞いてしまうし、答えをもらうと(自分の頭で納得はするものの、半ば鵜呑みに)その通り実行してしまう。
特に問題として上がってはいなくても、患者さんにとってより良いことがないのかを考えて(場合によっては調べて)いくことが足りていない。

今日もつい上の先生に聞いたんです。
そしたら、返って来た答えが「もう研修医じゃないんだから、自分で考えて自分の責任でやっていかないと。(…以下略。)」と。

先生に言われたことが、あまりに図星で涙が出そうなくらい悲しかったです。
というのも、先日ちょいと悩んだことそのままだったから。
どうやって一人前になっていくか、どうやって考える力を身につけて行くか、つまりはどうやって勉強・成長していくか、ということ。

でも、あまりに図星で悲しくなったけど、自分の日々の姿勢のダメさを指摘してもらえて、良かったって思います。
うん、そうやって成長していくんだ。

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