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Oct 16, 2008

診療所実習

この一週間は診療所実習に行ってきました。
大きく分ければ、往診・外来・障害者デイケア見学です。
それぞれに衝撃的だった部分がありました。



<往診>
持っていくものたちが多いことにも驚いた。
さらに、患者さん本人+周りのこと全て、を考慮に入れた医療をしていたことがすごいと思った。

ちょうど、高齢者ケア外来というのをやっていて、在宅医療を支えている人がみんな一同に会した集まりで、ご家族・医者・看護師・ケアマネ・ショートステイ・デイケア、などなど、いろんな人で患者さん本人の様子などを報告し、今後について話していた。

頭で知ってはいたし、訪問看護や訪問投薬についていったこともある。
それでも、かなり驚いた。



<外来>
外来で一番驚いたのは、子供が泣かないこと。
小児科外来を主に見学させてもらって、本当に驚いた。

熱があって、辛くて、処置もしなくてはいけなくて。
そんな子供たちが泣かない。

大学の小児科とか、学外病院の小児科とか、下手をしたら白衣を見るだけで大泣きな子どもたちもたくさんいるし、外来でも泣いている子供をたくさん見た。

だけど、診療所に来ていた子どもたちは違った。
普段元気な時から先生に会っている(園医・校医など)、親兄弟がかかる時に一緒に来ている、長くずっとかかりつけの医者である。
だからかな。先生を見るとホッとしている子供、先生に助けてもらうんだ、と思っている子供。
全然医者に対しての恐怖心もない。

驚いた。
大学ではそうはいかないとは思うけど、
それでも、処置とかの嫌なことだけじゃなくて、他の時にも顔を見せたりすることで少しは違うんじゃないかな、って思った。



という訳で。
有意義な一週間でした。
(途中、火曜日水曜日に患者さん体験する羽目にもなったし。笑
点滴って当たり前だけど痛いのね。自分が刺させてもらう時は刺す方に必死だけど、点滴とか採血はやっぱり痛い。。)

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