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Oct 10, 2008

18G

採血や点滴の管を作るとき(=ルートを取るとき)にさす針の太さはいろいろあります。
数字が小さいほど太いです。

点滴または採血が目的なら、
子供なら24Gとか。
大人なら22Gとか。

だけど、オペ室では輸血をする可能性があるので、18Gとか、時と場合によっては16Gなどという太ーい針を用います。
というのも、輸血=赤血球が含まれている=細い針は通りにくい。

ただ、当然ながら太い方が刺すほうも刺される方も大変です。
ほら、シャーペンでも0.3mmと0.9mmとか1.2mmって全然違うでしょ?
イメージとしては、あれと同じくらい、全然太さが違うんです。

今日は初めて18Gのルートを取らせてもらえました。
やっぱり太かった(>_<)

だけど、ちゃんと一発で取れて良かったです。
オペ室では、何lという点滴をしたり、輸血をしたり、場合によっては血液検査を随時行うので、沢山のルートを取ります。
静脈を左右1本ずつ、動脈を1本、はかなり普通。

ただ、患者さんの苦痛を最小限にするため、1本のルートを取った段階で麻酔をかける(静脈から点滴でお薬を入れる)ので、私が18Gのルートを取った際には患者さんは眠っていました。
だけど、それでも1回でちゃんと成功できて良かった。


こうやって、1つ1つ、「初めて」が減っていくんですね。
そして、2回目は「初めて」ではないから、ちゃんと出来ないといけない。
やったこと、習ったことはちゃんと覚えていかないと。

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