PA= patient assesment
目の前で苦しんでいる患者さんの状態を評価していく過程のこと。
今日はこのPAを勉強してきました。
簡単なようで意外と難しいですねぇ。
聞き方一つで得られる情報が全く違うっていうことも学びました。
PAの過程
① Sence Sense-up
・周囲の安全確認 自分を守るために。
・感染防御 同じく自分を守るために。
助ける側の安全も大事です。
・傷病者数の確認 一番ひどい人が目立つけど、
実は軽症な人がいるかも。
・受傷機転の確認 同じことが救助者に起こる可能性が。
・今ある器材の確認、応援要請 何があって、何が足りないのか。
警察や救急車の要請は?
②Initial Assesment
・第一印象 いい人そう、とかではなく(笑)
痛そう、苦しそう、など。ぱっと見の情報。
・意識の確認 話しかけてみて、どれくらいはっきりしているか。
また、しゃべれる=気道確保が出来ている、
なので、まず話しかけます。
・ABC A=airway,B=breathing, C=circulation。
何事の基本です。 生きているために必須だから。
③内因性か外因性かにより
・身体所見
頭から足の先まで、状態を悪化させないように。でも、確実に。
・Vital Sign
血圧とか。脈とか。satulation(酸素飽和度)とか。体温とか。
・病歴聴取(SAMPLE,OPQRST)
SAMPLE=病歴聴取。
S=sign 症状
A=allergy アレルギーの有無
M=medication 今通院しているか。飲んでいる薬は?
P=past history 既往歴。今までの病気・手術。
L=last intake 最後にいつ何を飲食したか。
E=event 出来事。何が起きたのか。
OPQRST=痛みの評価
O=onset 起こったときの様子。
P=position 楽な姿勢ありますか?起き上がれますか?
Q=quality どんな痛みか。刺すようなとか焼けるようなとか。
R=radiaton どこが痛いですか?他に痛い所はありますか。
S=severity 一番痛かったときを10として、今はどれくらいか。
T=time 痛み出してから今までの痛みの変化。
とまぁ、ゴロは全て英語なんですよねぇ(笑)
そして、聞き方一つで得られる情報が違うってことも学びました。
例えば、L=last intake。最後にいつ何を食べましたか?って聞いてしまいがちだけど、ダメなんだって。だってね、極端な話、食事は4時間前にサンドイッチを、って言われても、20分前にコーヒーをがぶ飲みしてることだってある訳で。そしたら、はいてしまう可能性だってある訳で。
ね?
聞けなかったのか、本当にnegative(そうではないっていう情報・所見のこと)なのかの違いをきちんとできないとね。
来年からの実習は頑張ろうねー、はやたまさん♪
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