Jul 29, 2007
TESSO
学生のTESSOっていう勉強会が主催した、BLSの講習会。
BLSっていうのはbasic life supportっていう略なんだけど、ちょー端的にいえば、心肺蘇生法とAEDの使い方を学び、目の前で人が倒れたときに助けられるようになりましょう、っていうこと。
今日一日勉強してみて思ったのが、やっぱり、ちゃんと学んでおくべきだってこと。
倒れた人のうち、6割は目撃者がいるにも関わらず、何もやってもらえなかった、という現状らしいです。
だけど、やっぱりそれは問題だから。
今日参加して、今なら目の前で人が倒れても何かしかは出来ると思います。
だから、今後もちゃんと続けていけるように、TESSOに参加しようかなぁって思います。
目の前で友達が倒れて。
その時に自分が何もできずに友達が大変なことになっちゃったら。
そう思うと、やっぱり、ちゃんと出来ないと、って思う。
前に救急の授業で、愛知万博で倒れた人を横市の学生が救ったという話を聞いて、『今の私は何もできないから、勉強しよう』って思いました。
けど、今日一日を終えて、『きちんと救えるようになろう』って思いました。
文系のみなさまは興味がないことかもしれないです。
だけど、もし目の前で友達・家族・恋人が倒れて、救急車が到着するまで何もできなくて、その間に取り返しのつかないことになったら。そう思うと、やっぱり習っておくべきだって思うと思うんですよ。
ぜひ、習っておいて欲しいと思います。
気道確保・人工呼吸・胸骨圧迫(心臓マッサージ)・AEDの使用。
できるようになっておいて何も損はありません。だけど、知らなかった時の損失は甚大です。
Jul 27, 2007
ようやく
医学部ってどうしてこうも夏休みが短いのかしら;;
まぁ、仕方ないんだけどさ。
昨日は前期お疲れ様飲みをしてきました。
面白かったー♪
学校におきっぱなしにしてあった教科書も撤収し、
もう、心置きなく夏休みです♪
医学部の夏休みは短いのですが、その夏休みの間に
東医体(=東日本医学部体育大会)という大会があります。
これ以外に、春の試合シーズン、秋の試合シーズンとかあるけど、
運動系の部活をしている人たちにとって、この大会では一番大きな大会。
いい成績を残せるように頑張ってます。
大会(なんせ、東日本だから、場合によっては北海道とかだし。笑)あるし、
合宿もするし、けっこう忙しいのです。
私は今は部活に所属していないので、特にありませんけどねー☆
みんな頑張ってね(^-^)
ではでは。
みなさま、よい夏休みを♪
Jul 25, 2007
B型肝炎
だから、注射の回しうちをしてた人とか、あやしげなお姉さんの所に出入りしてみたとか。そういう人はB型肝炎の抗体が陽性になってる率が高い訳です。
(抗体陽性=そのウイルスに感染したことがある)
以前に、医学部生は麻疹・風疹・結核などなどの抗体を調べて(免疫がついているかどうかを調べておく)、免疫がついていない人は予防接種をする、という話を書いたと思います。
B型肝炎(通称B肝。C型肝炎はC肝。単純。笑)も同じように、抗体を調べて、ない人は予防接種をします。
というのも。
B肝ウイルスを持っている人に刺した注射針とか、点滴とかを間違って自分の手に刺してしまうと、B肝に感染してしまうかもしれない訳です。
針刺し事故が無いとも限らないですから。私たちが危ないですから。
だから、B肝の抗体を調べ(当たり前だけど、ほとんどの学生は抗体を持っていない)、ない人は予防接種をするのです。
B肝の予防接種は3回やることで免疫が付く、らしい。だから、1回目と2回目を受けて、3回目を受けるのを忘れると、来年また1からやり直しらしい。。。
先日受けたのは2回目。
そして、その2回目のものが腕で過剰に反応していて、非常にかゆいんですよ;; 1回目で微妙に抗体できてきてるのかな??
赤く腫れてて、注射をしたところが硬く結節状になっていて。
これ、どれくらいで引くのでしょうね??
というか。
後どれくらい予防接種や採決の類を受けたら終わるのでしょう??
来年の今頃はもう病棟にいるのだから、今年中には終わるのかな??
Jul 23, 2007
Jul 22, 2007
精神科
という訳で、今日は勉強をしてる訳ですが。
精神科はよく分かりません。
『精神科むいていると思います。こんなお医者さんがいたら嬉しいもの』と何人にも言われたことがありますが、全くむいていないようです。
心療内科はいいんだけど、精神科は興味がない上にちんぷんかんぷんなんですよねー;;
こんなのを勉強してると、私がうつになりそうです(笑)
友達のMちゃんが『教科書を読んでると、自分がうつ病だったんだ、って思えるよ』と発言してましたが、その通りだと思います。
ちなみに、うつ病の診断基準
A 抑うつ気分
B 興味や喜びの減退
・体重の変化、食欲減退
・不眠または睡眠過多
・精神運動制止または焦燥
・易疲労性または気力の減退
・無価値観または罪責感
・思考力の減退または決断困難
・死についての反復思考
A,Bのいずれかと、残りのうちから4つ、が2週間存在すること、だそうです。
私もだいぶ当てはまります。
睡眠過多とか(笑)
友達のYくんに盛大に笑われて思ったのが、やっぱり私寝すぎだと思うんですよね。
理想が7時間半、現実は6時間~7時間半。
6時間を切る日が続くと厳しい。
どんなに明るくても、どんなにうるさくても、どんな状況でも、『寝よう』と思えば寝れますから(笑)
不眠になったことがありません。
医者にむいているというか子供みたいというかなんというか;;
Jul 18, 2007
整形外科
今日のテーマは上肢。
担当した学生が、うちの学年の野球チームのMUSASHIのメンバーだということもあり、野球肘などのテーマも入っていて、かなり笑えました。
だって、投球の例の写真が我がチームのKくんが投げてる連続写真。そう、前々回の試合でマネージャーとして撮ってアップした写真たちの一枚(笑)
ということもあり、かなり笑って過ごした1時間でした。
以下、暗い内容だから、気持ちが沈んでいる人・私のうだうだ話を聞きたくない人は読まないようにお願いします。
その授業が終わってから私自身は不安で押しつぶされそうで、泣きそうで、かなり堪えました。
というのも、神経の麻痺を起こしてしまうと親指の動きで不自由が出るため注射を打てなくなる、という話が出ていたから。
私は神経は全く異常がありません。
だけど、靭帯の損傷により、右手の親指の動きがあまりできません。握れないし、押さえられないし、最近はさらに悪化していて、かなり痛みが強いのが現状です。ペットボトルの蓋を開けることができないし、スカートを下に引っ張る動作もできません。ノートや教科書の類を右手だけで持つこともできないし、消しゴムをかけることすらできません。
勉強はほとんどを左手でしています。
書くスピードの問題があるので、試験では右手で書くしかありませんが、1時間の試験に耐えられないというのが現状で、昨日の試験も途中で痛み・力の入らなささで、泣きたくなりました。
左手で文字を書く練習・左手でご飯を食べる練習を続ければ、左でできるようにはなるでしょう。
でも、注射やメスを左手で行うわけにはいかないだろうというのは分かっています。そんなこと怖くてできません。
注射が出来なくて困っている医者がいる、という話を聞いたとき、私の動揺は半端ではありませんでした。
私の問題はその人とは別の場所だけど、症状は同じようなものです。
私の将来どうなるの?医者としてちゃんと仕事できるの?そんなことが頭の中をグルグルしています。
自分の行きたい科に行けないかもしれない。支障なく仕事を出来る科がないかもしれない。
医学部に入って4年目の今、医者になるという道しか考えられない状態まで進級してきてしまった今。
この不安はしばらく解決しそうにありません。
ま、とりあえずは勉強するしかないけどね。
左手の訓練をしつつ、治るのを必死に祈るしかないけどね。
どうにかなるよね、きっと。
大丈夫。私、周産期に携わる医者になれるよね。
Jul 17, 2007
試験2つほど
先週金曜日が皮膚科。今日が血液内科。
結果は…。
知りません。皮膚科は多分大丈夫だと思うけど、血液は微妙だなぁ。5割は絶対いってるんだけど、6割は自信ありません。。
こうやって、1科目1科目終わってゆきます。
気づけば、5年生になってるんでしょうね。
気づけば、今までのことが頭に全部入っていないければいけない状況にいるんでしょうね。
今はまだまだ、めいいっぱい覚えて、そして抜けていくということを繰り返しています;;;
秋~春にかけて、もう一度くらいは復習したいところです。
さーて。
次は来週月曜日に精神科と心療内科の試験があります。
今年は再試が全て3月にあり、春休みがなくなってしまうというか、短くなってしまう状態なもので、各試験は本試で一回で通したいところではあるのですが。
よし、頑張れ、私(>_<)
Jul 13, 2007
救急
恥ずかしくなってしまいました。
今の私は、目の前で人が倒れても、正しく蘇生できる自信がありません。
数年前に、講習会に出て認定はもらってますが、それから何もしてないです。
そこから手順なども改善されているそうです。
倒れた人がいたときに、救命を躊躇いなく正しく出来るのって、ある意味最低限というか、医師になるにあたり、当たり前のことですよね。
だけど、今は頭でっかちで、病気の知識は次々入れてる(次々抜けてる気もするが笑)だけ。
目の前で倒れた人を救命できない。
ちゃんと勉強しよう、って思いました。
TESSOという勉強会があって、救命の実技の練習やらをやってます。
それに今度から参加するのはもう言ってあったけど、よりちゃんとやりたい、って思いました。
医学生です。ってちゃんと胸張って言える日を目指して、少しずつ中身を充実させていきたいものです。
Jul 12, 2007
医学生の勉強
というのも、今日バイトが終わってスタバの脇を歩いて、とある状態を目撃したんです。
ふとスタバの中を見たら、女の子と男の子が勉強中でした。
仲良くてほほえましい、と言ってあげたいとこだけど、彼等のテーブルに広げてあるのはネッター。
注。
ネッター=人体解剖のアトラス。なかなか生々しい。
しかも、開いてるのは男性生殖器のページ。
それってどうなんですかね?
せめて、循環器とか、もう少し周りへの衝撃が少ないものにしようよ;;と思いました。
ただでさえ医学生は変なんだから。。
ちなみに。
私は寄生虫でさえ、電車で広げるのをやめました。
隣の人が見たら、朝から気持ち悪い思いしそうだから。
普通の人が見たらどう思うものなんでしょうね?
医学生
Jul 11, 2007
テスト勉強
みんな勉強してます。
医学部の試験勉強はちょっと独特かもしれません。
まずはシケプリという、シケタイ(クラスで全授業に人を割り振っているその授業の担当者。)が書いたその授業のまとめを印刷するところから始まります。
次のステップは過去問の印刷です。
過去問は試験を受けた際に、みんなで覚えてきて再現をして下の学年に引き継ぎます。
だいたい4年分程度を印刷し、傾向をつかんだり、大事なところはどこかという当たりをつけます。
大事な病気が毎年変わる、なんて馬鹿なことはないから、けっこう大事な作業です。
印刷の類が終わればいよいよ勉強です。
シケプリと過去問と教科書やノートを使って勉強します。
私は周りと比べて要領が悪いので、同じ点を取るのに必要な勉強時間が多いんです。
どうなるのかと言えば、テスト前にイライラします。
今は余計なことまでおまけでついてるから、更に状態が悪いです。
良くないの分かってるのに、周りに当たっちゃったり、嫌なものの言い方をしちゃってます。
最低…って凹んで余計悪循環です。
良くないですね。。
とりあえず皮膚科から勉強しなきゃ!
Jul 9, 2007
驚異の12時間プラカン
ところが、怪我人が出た為、我が班は3人(2.5人?)に減少です。
いったん引き受けるのを拒否したのに…と悲しくなるも既に遅し。
今日は朝から何度病棟と自習室を往復したか分かりません。
というか、教室に足を踏み入れたのは合計でも5分程度。
学校に朝行ってから今の今まで12時間以上プラカンです。
微妙な待ち時間にシケプリ書いたりはしましたが。
一日中、白衣を着ているという、5年生のような生活をしました、
なんで?!って言いたくもなります。
私はまだまだ病棟になれておらず、気を張ってるらしく、非常に疲れます。
またギリギリです(笑)
とりあえず、倒れることだけは今の所避けてます。
今日は自習室のパソコンの前で資料を作りながら意識を30分ほど手放した模様です。
ギリギリで保ってるというのは、周りに伝わるのでしょうか。
隣にいたとみーに、『はやたま、ホント頑張ってるね。かなりすごいでしょ。』と言ってもらいました。
後三週間くらいで(短い)夏休みが来ます。
なんとかもって欲しいと自分自身で思う今日この頃です。
Jul 5, 2007
利き手変換
その中の1つで、利き手が使えなくなってしまった人のリハビリのお話しの一貫で出て来たのが「利き手変換」のこと。要するに、利き手ではない方の手を利き手のように使えるように練習をするということです。
その時に先生がおっしゃったことによると、
『1週間練習すれば、だいぶ書けるようになる』と。
それを聞いた私がしたこと。
その瞬間以降に書くのを全て左手にしました(笑)
さすがに、メスを左手で持てるようになるとは思えませんが、
文字を左手で書けるようになればかなり右手の負担が減ることは事実。
ということで、しばらく頑張ってみます。
1,2週間後にはご報告をするので、お楽しみに~(^-^)
Jul 3, 2007
骨髄移植
骨髄バンクを作るのに大きな役割を果たした方で、今も骨髄移植に関係している人の電話相談をやっている方です。
本当にいろいろ思うことがありました。
人の話を聞くということ。
子供を亡くすということ。
きっと、このまま医者になってしまっては、患者さんやご家族、医療スタッフを傷つけてしまうことを沢山してしまう、そんなことを思いました。
今もそうですよね。
友達の話を聞いているときとか。相談を受けているときとか。
電話相談を受けているとき、相手を励ますのは禁句だそうです。
誰かと比べたり、私はね、っていう話も禁句。
○○だからいいじゃない、っていう言い方も禁句。
相手の話をただただ聞いて、全てを受け入れていくことで、
電話をかけてきた本人が少し前向きになって電話を切るのだそうです。
私、このまま医者になったら絶対人を傷つけてしまいます。
もともと、去年くらいからカウンセラーの勉強に興味を持っているんですよ。
人の話をうまく聞けるだけで相手は心がかなり軽くなる。その先が全然違ってくる。
そう思っているから、医者になる前に相手の話をうまく聞ける人になりたいんです。
で、本屋さんや図書館でいくつか本を読んだりもしてるんですが。
今日聞いた話は本当にそのままだと思いました。
人の話を聞けるようになりたいと改めて思いました。
Jul 2, 2007
患者さんは大変だ
以前も書いたことがありますが、私の右親指は使い物にならず、そろそろ限界です。
なので、今日は自分の病院に初めてかかりました。
やばいやばいやばい。
今日からシステムの全面変更らしく、8時間以上待ちました;;;
疲れるわぁ。。
しかも、受付のおばさん、お姉さんの態度の悪いこと悪いこと。
大学病院ってなんでこうなんですかね。
私自身の診察としては、整形外科の手が専門の先生なだけはあり、『こうすると痛くない?』という場所がどんぴしゃで痛かった(>_<)
近所の整形外科とは多少訳が違うようでした(笑)
近所のお医者さんは、もう痛いところがないもんねぇ、時間が経てば少しずつ良くなるんじゃないかなぁ、って言って何もしなかったからね。。
治りそうならよかった(^−^)と思ったのもつかの間。
『手術はできないねぇ。サボーター付けてみようか』と。
このまま手術しても、固くなってしまうから、手が使いにくくなっちゃうんだって。
力がちゃんと入るようになれば。
将来の夢に差し支えなくなれば。
文句はないです。
が。
なんで怪我しちゃったんだろうなぁ。
大事な大事な右手なのにね。