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Jun 25, 2015

仮死

最近、新生児仮死のお子さんの搬送、入院が相次いでいます。
ある一定の確率で仮死の子はいる訳で、地域周産期センターとなっている当院にも搬送されます。

仮死といっても程度は様々ですし、仮死になる背景に別の病態がある子もいます。

仮死の子に対応するとき。
まず大切なのは初期蘇生ですよね。
最初が立ち上がらないと救えないですから。
それはNCPRがベース。
そして、その後の対応も大切です。

低体温療法の適応があるのか無いのか。
呼吸が保てない子、循環が保てない子、けいれんする子、出血してる子、肺高血圧が遷延する子、などなど。
いろんなことを考えながら対応しないといけません。

そして。
私はまだまだ。一人では重症新生児仮死は対応しきれません。
仮死の子の連絡を受けた時もしくは、仮死の子の対応をした場合。
低体温療法をできる期限が迫っている、かなりの重症が予測される、などの場合。
やっぱり先輩を呼んでしまいます。

学年が上がっても、人手が必要であればもちろん呼ぶのですが。
私の場合、まだ一人での判断に不安があるのと、一人だと抜けてしまうことが出てしまうので、人手ではなくて頭脳としての先輩が必要なのです。

もう少し、いろいろ診られるように考えられるようになりたいな。
教科書的なことに合わせて、場数も大事。

もう少し時間がかかりそうです。

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