ある一定の確率で仮死の子はいる訳で、地域周産期センターとなっている当院にも搬送されます。
仮死といっても程度は様々ですし、仮死になる背景に別の病態がある子もいます。
仮死の子に対応するとき。
まず大切なのは初期蘇生ですよね。
最初が立ち上がらないと救えないですから。
それはNCPRがベース。
そして、その後の対応も大切です。
低体温療法の適応があるのか無いのか。
呼吸が保てない子、循環が保てない子、けいれんする子、出血してる子、肺高血圧が遷延する子、などなど。
いろんなことを考えながら対応しないといけません。
そして。
私はまだまだ。一人では重症新生児仮死は対応しきれません。
仮死の子の連絡を受けた時もしくは、仮死の子の対応をした場合。
低体温療法をできる期限が迫っている、かなりの重症が予測される、などの場合。
やっぱり先輩を呼んでしまいます。
学年が上がっても、人手が必要であればもちろん呼ぶのですが。
私の場合、まだ一人での判断に不安があるのと、一人だと抜けてしまうことが出てしまうので、人手ではなくて頭脳としての先輩が必要なのです。
もう少し、いろいろ診られるように考えられるようになりたいな。
教科書的なことに合わせて、場数も大事。
もう少し時間がかかりそうです。