先輩が言っていました。
「昔は、『いかに入院させるか』に心を砕いたけど、最近は、『いかに入院させないか』に心を砕くようになった」
「病院は入院するところではなく、帰るところだ」
なるほどなぁ、と思いました。
どうしても入院が必要な子はいます。
だけど、大半の子は入院はいりません。
(ついでに言うと、大半の子は救急外来にかかる必要はありません。)
お母さんたちの心配を適切に解消しておいてあげると、救急外来にも来ないし、入院ということにもならない。
具合が悪い子はともかく、お家で安静にしているのが一番な子たちが夜中に連れてこられていると、やっぱりかわいそうだと思うから。
これはこうだから大丈夫なんだ。
こうなったら心配だから連れて行かないといけないんだ。
ということをお母さんたちが分かっていれば違うと思うのです。
とはいっても。
まだまだ難しいなぁ。
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